など、様々なご要望に対して、私がお答えいたします。
特に、スーツに慣れなくてどうしていいかわからない方には、着こなしの基本とルール、市販スーツとの違い、さりげない着こなしやトレンドなど、オーダースーツ店でしか聞けないような情報をお伝えいたします。
ネクタイの長さはメーカーによってまちまちですが、ネクタイの大剣部がベルトのバックルに少し乗るくらいに合わせましょう。
履く靴によっても若干はアレンジも良いですが、ビジネス用のズボンは、トレンドを意識しすぎるとカジュアルに見えてしまうので、20cm~22cm程度が基本です。
丈も靴の甲にあたってセンターラインが少し折れる程度が良いです。
全てが柄物などはおススメしませんし、全て無地もバランスが悪いです。
たとえば、ネクタイだけ柄物にして目立たせたり、柄物のワイシャツに無地のネクタイ、スーツを合わせる。また、柄物のスーツにワイシャツ、ネクタイは無地といった感じで、柄物を1点にしてバランスをとることをおススメします。
・ボタンダウンシャツはフォーマルではありませんので、注意しましょう。日本のビジネスシーンではあまり意識しすぎなくても大丈夫ですが、海外出張では気をつけましょう。
・シャツの胸ポケット付きは、本来は下着として機能するシャツからすればNGです。フォーマルな席で、胸ポケットなしのシャツを着用することで、差をつけましょう。
ジャケットのボタンは下ボタンはかけないでください。
2つボタンの場合、3ボタンの場合両方とも下のボタンははずすのが基本です。
座っている時はボタンをつけません。
お客様にご挨拶する時はパッと上のボタンを留める。また、その仕草を見せることで、相手へ礼儀がより伝わり好印象になります。
左右のポケットに物を入れるとシルエットが崩れますし、スーツも形崩れがしますので、極力やめましょう。
本切羽とは、スーツの袖の部分がボタンによって開閉できる仕様のことです。
飾り切羽でも本切羽でもどちらでも大丈夫です。
最近では大量生産のスーツでも本切羽仕様の物もあったりしますが、本切羽にすることで高級なスーツだという印象を与えることが出来ます。
クールビズ用に着るのは良いでしょう。
ですが、正式なビジネスシーンでは控えておいたほうが無難です。